冷凍食品の保冷やイベント、実験などでドライアイスが必要になり、「近くで売ってるところはどこ?」と探している方も多いのではないでしょうか。
ドライアイスは普通の氷とは違い、コンビニやスーパーの売り場に商品として常時並んでいるとは限りません。ネット上では「スーパー・コストコ・ドンキなどで買える」と紹介されることもありますが、商品購入時の保冷サービスと、ドライアイス単体の販売は分けて考える必要があります。
ドライアイスだけを購入したいなら、まず「ドライアイス専門販売所・取扱いのある氷屋」を探し、近くになければ専門通販を利用するのが分かりやすい順番です。
この記事では、公式情報で確認できる販売先を中心に、近くで探す方法、スーパーや菓子店での扱い、購入前の確認ポイント、安全な持ち帰り方まで整理します。
先に結論|ドライアイスを単体で買うなら専門販売所・氷屋・通販から探す
ドライアイスを「保冷用にもらう」のではなく、ドライアイスそのものを買いたい場合は、次の順で探すと効率的です。
| 探す場所 | ドライアイス単体の購入 | 向いているケース | 購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| ドライアイス専門販売所 | 販売を確認できる店舗・販売所あり | 今日中に欲しい、必要量を相談したい | 個人販売・営業時間・最低販売量 |
| 氷屋・氷室・製氷販売店 | 取扱店あり | 近所で少量を買いたい | ドライアイス取扱いの有無 |
| ドライアイス専門通販 | 購入可能なショップあり | 近くに販売店がない、事前に準備できる | 配送地域・到着日・販売単位 |
| スーパー | 単体販売とは限らない | 購入した冷凍食品などを保冷したい | 店舗ごとの提供条件 |
| アイス・菓子店 | 商品購入時の保冷用が中心 | 購入商品を持ち帰りたい | ドライアイス単体販売かどうか |
| コンビニ・ドンキ・ホームセンターなど | 全国共通の単体販売は確認しにくい | ― | 利用する店舗へ直接確認 |
特に重要なのは、「ドライアイスを扱っている店」と「ドライアイスだけを一般客に販売している店」は同じではないことです。店へ向かう前に電話などで確認しておくと無駄足を避けやすくなります。
ドライアイスが売ってるところは主に3つ
1.ドライアイス専門販売所・メーカー系販売所
近くでドライアイスを買いたいときに、まず確認したいのが専門の販売所です。
株式会社レゾナック・ガスプロダクツは、公式サイトで「ドライアイス販売所MAP」を公開しており、北海道・東北・関東・中部・西日本・九州の販売所や取扱先を確認できます。東京では練馬・多摩、神奈川では横浜・川崎・大和、愛知では名古屋、京都・大阪・福岡などにも販売所が掲載されています。
さらに同社は、札幌・仙台・新潟・成田・練馬・多摩・横浜・川崎・大和・名古屋・京都・大阪・九州の各販売所について「店頭販売」の決済方法を案内しています。2025年7月1日からは、対象となる販売所で現金決済を廃止し、キャッシュレス決済へ変更すると案内されています。
販売所ごとに営業時間や取扱条件が異なる可能性があるため、「個人でも購入できるか」「必要な量を買えるか」「当日受け取れるか」を訪問前に確認しておくと安心です。
2.ドライアイスを扱う氷屋・氷室
昔ながらの氷屋や氷室、業務用の氷を扱う販売店でも、ドライアイスを販売しているところがあります。
全国氷雪販売業生活衛生同業組合連合会などの取扱店情報を見ると、店舗ごとの取扱商品としてドライアイスを掲載している氷屋を確認できます。
たとえば東京都内や大阪府内にも、ドライアイスを取扱商品として明記している氷屋があります。
ただし、氷屋ならどこでもドライアイスを販売しているわけではありません。同じ地域の氷屋でも取扱商品は異なるため、店舗情報の「ドライアイス」表記を確認するか、電話で問い合わせてから向かいましょう。
3.ドライアイス専門通販
近くに販売店がない場合や、使用日まで時間がある場合は通販も選択肢になります。
たとえばアイスラインの公式通販では、ドライアイスを1kgから扱っており、用途や必要量に応じて選べる商品があります。ただし、配送できない地域が設定されている場合や、注文時間・曜日によって発送日が変わるため、利用前の確認が必要です。
中央冷凍産業の公式オンラインショップでも、1kgスライスを含むドライアイスが販売されています。通常の配送に加えて地域限定の配送サービスが設定される場合もありますが、対象地域や受付条件は事前に確認しましょう。
通販は「注文した量がそのまま使用時まで残る」とは限らない点にも注意が必要です。ドライアイスは時間とともに昇華して気体になるため、必要以上に早く注文するのではなく、ショップが案内する到着時期や目減りを考慮して使用日に近い日時を選ぶことが大切です。
近くでドライアイスが売ってるところを探す順番
「今日必要なので通販では間に合わない」という場合は、店名を一つずつ検索するより、次の順番で探すほうが見つけやすくなります。
- ドライアイスメーカーの販売所MAPを確認する
- 地域の氷屋・氷室を探す
- 「地域名+ドライアイス 販売」で検索する
- 訪問前に電話で一般向け販売の可否を確認する
- 近くに見つからなければ専門通販を検討する
レゾナック・ガスプロダクツの販売所MAPのほか、全日本ドライアイスディーラー会でも地域別に会員企業を確認できます。
ただし、掲載されている事業者がすべて個人向けの少量店頭販売に対応しているとは限りません。近隣の候補を見つけたら、一般客への販売可否や販売単位を個別に確認してください。
スーパーでドライアイスだけを買える?
スーパーではドライアイスを利用できる店舗がありますが、「ドライアイス単体を商品として買える」とは限りません。
スーパーでは、冷凍食品やアイスなどを購入した人向けに、保冷用のドライアイスを用意している店舗があります。専用機から粉末状のドライアイスを袋に入れて利用するタイプもあります。
ただし、こうしたドライアイスは購入商品の持ち帰りを目的としたサービスであり、ドライアイスそのものを一般商品として販売しているとは限りません。
そのため、「実験で1kg欲しい」「イベント用にまとまった量が欲しい」といった目的なら、スーパーを何軒も回るより、最初から氷屋やドライアイス専門販売所を探すほうが効率的です。
スーパーの提供量や利用条件、対象商品は店舗によって異なるため、店頭表示や利用店舗の案内を確認してください。
シャトレーゼではドライアイスだけを買える?
シャトレーゼでは、ドライアイスだけの販売は行っていないと公式FAQで案内されています。
商品を持ち帰る際には、必要な保冷時間などに応じてドライアイスを付けてもらえる場合がありますが、ドライアイスそのものだけを購入する用途には向きません。
通販でも、アイス商品などを配送するための保冷材としてドライアイスが使用される場合があります。こちらもドライアイス自体を購入する専門通販とは別のサービスです。
サーティワンは2026年からドライアイス提供方法が変わっている
サーティワンについては、過去の記事に「持ち帰り時にドライアイスがもらえる」と書かれていても、現在の状況とは異なる可能性があります。
B-R サーティワン アイスクリームは2026年2月から、持ち帰り商品の保冷サービスについて、従来のドライアイスからアイスクリーム用保冷剤へ順次切り替えると公式に案内しています。
そのため、2026年現在は「サーティワンへ行けばドライアイスが手に入る」と考えないほうがよいでしょう。店舗ごとの切り替え状況もあるため、アイス購入時の保冷方法については利用する店舗で確認してください。
コストコ・ドンキ・コンビニ・ホームセンターは?
「コストコなら買える?」「ドンキやコンビニに置いていない?」と探す方もいますが、これらの店舗については、全国共通で一般客向けにドライアイス単体を常時販売していると判断できる公式情報は確認しにくい状況です。
| 店舗・業態 | 単体購入を目的に探す場合 |
|---|---|
| コストコ | 全国共通の単体販売を前提にしない |
| ドン・キホーテ | 全国共通の単体販売を前提にしない |
| コンビニ | 専門販売所を先に探すほうが効率的 |
| ホームセンター | 専門販売所を先に探すほうが効率的 |
| ドラッグストア | 専門販売所を先に探すほうが効率的 |
ここで注意したいのは、「全国共通の販売情報を確認できない」ことと、「すべての店舗で販売していない」ことは同じではない点です。
店舗独自のサービスや地域限定の取扱いまで否定することはできないため、近所の店舗での取扱いを知りたい場合は直接問い合わせてください。
目的別|どこでドライアイスを買うのが向いている?
今日すぐ必要なら近くの専門販売所・氷屋
当日中に必要なら、通販よりも専門販売所やドライアイス取扱いのある氷屋を優先しましょう。
「今日買えるか」「個人でも購入可能か」「何kgから販売しているか」を電話で聞いてから向かうと、無駄足を避けやすくなります。
数日後に使うなら専門通販
使用日が決まっていて近くに販売店がない場合は、専門通販が便利です。
ただし、ドライアイスは到着後も昇華して減っていきます。単純に「早く届けばよい」と考えるのではなく、利用日、到着日時、販売単位、配送対象地域を確認して注文しましょう。
冷凍食品を家まで持ち帰りたいだけならスーパーのサービスを確認
冷凍食品やアイスの買い物後に短時間保冷したいだけなら、利用しているスーパーにドライアイス設備や保冷サービスがあるか確認する方法があります。
この場合は「ドライアイスを買う」ことより、「購入商品の保冷サービスを利用する」という位置付けになります。
少量だけ欲しいなら販売単位を先に確認
実験などで少量しか必要ない場合でも、販売店によって最低販売量は異なります。
通販では1kg単位の商品を確認できるショップがありますが、実店舗の販売単位は店舗ごとに異なります。「500g程度だけ欲しい」など希望量が決まっている場合は、最初の問い合わせ時に伝えておきましょう。
ドライアイスを買いに行く前に確認したい5項目
近くに販売店を見つけても、すぐに向かわず次の項目を確認しておくと安心です。
- 一般の個人にも販売しているか
- 最低何kgから購入できるか
- ブロック・スライスなど希望する形状があるか
- 受取可能な営業時間・曜日
- 持ち帰り用の梱包を用意してもらえるか
在庫状況は時期や注文量によって変わることがあります。必要量と使用日時を伝えたうえで、購入できるか確認しておくとスムーズです。
ドライアイスを持ち帰るときの注意点
ドライアイスは便利な保冷材ですが、取り扱い方を誤ると凍傷や二酸化炭素による事故につながるおそれがあります。
ドライアイスは二酸化炭素の固体で、温度は約-78.5℃です。消費者庁は、1kgのドライアイスが昇華すると約500Lの二酸化炭素になるとして、使用時の注意を呼びかけています。
素手で触らない
ドライアイスは非常に低温のため、直接皮膚に触れると凍傷を起こすおそれがあります。販売店の案内に従い、取り扱う際は厚手の手袋などを使いましょう。
密閉容器に入れない
ペットボトル・ビン・密閉性の高い容器にドライアイスを入れて密閉してはいけません。
ドライアイスは気体へ変化すると体積が大きく増えるため、密閉容器では内圧が上がり、破裂する危険があります。
魔法瓶などについても、ドライアイスを入れないよう注意表示が設けられている製品があります。使用する容器の注意事項を必ず確認してください。
車内では十分に換気する
ドライアイスから発生する二酸化炭素は、換気の悪い空間では高濃度になるおそれがあります。
特に車で持ち帰る場合は、販売店の指示に従い、車内を十分に換気してください。消費者庁なども、ドライアイスから発生した二酸化炭素による事故について注意を呼びかけています。
ドライアイスが売ってるところに関するFAQ
ドライアイスは1kgだけでも買える?
1kg単位で販売している専門通販はあります。アイスラインや中央冷凍産業などでは1kgの商品を確認できます。
実店舗については最低販売量が異なるため、少量だけ必要な場合は事前に問い合わせてください。
スーパーでドライアイスだけもらえる?
スーパーのドライアイスは、購入した冷凍食品などの保冷サービスとして設置されている場合があります。
ドライアイスだけを自由にもらえるサービスとは限らないため、利用条件を店舗で確認しましょう。
シャトレーゼでドライアイスだけ買える?
シャトレーゼ公式FAQでは、ドライアイスだけの販売は行っていないと案内されています。商品持ち帰り時の保冷用ドライアイスとは分けて考えましょう。
サーティワンでドライアイスをもらえる?
サーティワンは2026年2月から、持ち帰り用の保冷サービスをドライアイスから専用保冷剤へ順次切り替えています。
過去のドライアイス提供情報だけを参考にせず、現在の店舗での保冷方法を確認してください。
今日中にドライアイスを買うにはどう探せばいい?
まずメーカーのドライアイス販売所MAPを確認し、次に地域の氷屋・氷室を探すのが効率的です。
候補が見つかったら、個人販売の可否、在庫、必要量、受取可能時間を電話で確認してから向かいましょう。
まとめ|ドライアイスが売ってるところは専門販売所から探すのが近道
ドライアイスを単体で購入したい場合は、スーパーやコンビニを順番に回るより、「ドライアイス専門販売所 → ドライアイス取扱いのある氷屋 → 専門通販」の順で探すのが分かりやすい方法です。
スーパーや菓子店ではドライアイスを扱う場合がありますが、購入商品の保冷サービスとして提供しているケースもあり、ドライアイスだけを販売しているとは限りません。シャトレーゼのように、単体販売を行っていないことを公式に案内している店舗もあります。
また、サーティワンは2026年からドライアイスから専用保冷剤への切り替えを進めているため、過去の販売・提供情報だけで判断しないことも大切です。
近くで探す場合は、メーカーや業界団体の販売所情報から候補を絞り、個人購入の可否・販売単位・在庫・営業時間・持ち帰り方法を確認してから向かいましょう。
ドライアイスの取扱状況、販売量、価格、営業時間、配送条件などは店舗・販売所・時期によって変わる場合があります。購入前に各販売店の公式案内や最新の利用条件を確認してください。また、持ち帰りや使用時は素手で触れず、密閉容器を避け、十分な換気を行うなど安全上の注意を守りましょう。

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